日本の自然環境

地理的位置・情報

北端:択捉島(N45°33′)
東端:南鳥島(E153°59′)
南端: 沖ノ鳥島 (N20°25′)
西端:与那国島(E122°56′)
面積:38万㎢
*沖ノ鳥島の住人は0人

沖ノ鳥島(北小島)

地形

プレート

 新期造山 帯に属す弧状列島島弧)で、次の4つのプレートの境界に位置しています。
火山や地震が多く見られます。災害というデメリットもありますが、温泉 地熱 発電という恩恵も得られます。

構造線

構造線とは、大断層のうち、その両側で地質が全く異なるものを言います。

日本列島には、糸魚川・静岡構造線 中央構造 線という2つの構造線が走っています。これらによって、日本列島の地質は大きく3つに分かれます。
糸魚川・静岡構造線→東北日本と西南日本に分割
中央構造線→西南日本を内帯・外帯に分割

糸魚川・静岡構造線

この構造線は、北米プレートとユーラシアプレートの境をなす大断層です。その東側には フォッサマグナ という大陥没帯が広がっています。しかし、後の火山噴出物などに覆われて、陥没地形は不明瞭です。
*フォッサマグナとは「大きな溝」の意

西側には3000m級の飛騨・木曽・赤石山脈が連なっています。

中央構造線

この構造線は、西南日本を内帯・外帯に分けます。外帯には標高が比較的高く、V字谷が深く刻まれた山地・山脈が連なっています。

内帯には丘陵や高原もしくは小規模の山地が多く分布しています。

上:内帯、下:外帯(長篠露頭)

長篠露頭

山地・平野・河川

山地: 新期造山 帯のため、急峻な山脈が多い
平野:山と雨が多いため、土砂が下流へ運ばれ、沖積平野(谷底平野・扇状地・三角州)を形成
河川:勾配が急で長さが短い


四季

夏と冬で変化する 季節 風や付近の気団の影響をうけます。

低気圧と移動性高気圧が交互に通過します。

低気圧が日本海側にあるとき、太平洋側の高気圧から風が吹き、北アルプスを越えて日本海側に フェーン 現象をもたらします。⇒復習

この現象で雪解けの洪水や地滑り、そして大火事が発生したりします。

6~7月

北の寒冷・多湿な気団(オホーツク気団)と南の高温・多湿な気団(小笠原気団)が接触します。

接触面に 梅雨前線 (停滞前線の一種)ができます。接触面の西側(西日本地域)に集中豪雨が生じます。

オホーツク気団からは寒冷で湿った風である やませ が東北地方に吹きます。これが長く吹くと冷害をもたらします。

小笠原気団が発達し、ここから 南東 季節風が吹きます。

また、台風(熱帯低気圧)が小笠原気団の西側の縁に沿って襲来します。

東日本を中心に秋の長雨があります。

 シベリア 高気圧から 北西 季節風が吹きます。

寒冷なこの季節風は、日本海の海上で水を多く取り込み、日本海側に豪雪をもたらします。そして、風は山脈を越え、乾いた風となって太平洋側に吹きます。

これらのことから、冬に日本海側は湿潤太平洋側は乾燥します。

災害

災害に対しては、自治体ごとにハザードマップを作成し、防災・減災の徹底を図っています。