環境問題

熱帯林破壊

要因


焼畑農業

マングローブ林

影響

対策

林業(果実のなる樹木などを多様に植樹)、農業(樹木の間で作物を栽培)の組合せ アグロフォレストリー の実施

企業によるアグロフォレストリーの一環

砂漠化

砂漠周辺部のステップ(短草草原)地帯で生じています。特にサハラ砂漠南縁の サヘル では深刻な砂漠化が生じています。

サヘル

サヘル
「全国地球温暖化防止活動推進センターホームページより (http://www.jccca.org/)」

要因



大気汚染(酸性雨含む)

水素イオン濃度(pH)がpH 5.6 以下の雨を 酸性雨 と言います。

大気汚染

酸性雨

要因

工場、自動車、 火力 発電所などで使用した化石燃料が、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)を排出し、それらが大気中で亜硫酸や硝酸に変化して酸性雨になります。

また、硫黄酸化物や窒素酸化物は紫外線と反応して光化学スモッグを発生させます。

光化学スモッグで霞む景色(メキシコシティ)

影響

大気汚染は、以前はヨーロッパ・北アメリカ・日本など先進国の周辺に限られていましたが、近年は中国・インドなど発展途上国でも深刻化しています。

大気汚染で厄介なことは、 偏西 風の影響で東側の地域にも被害をもたらすことです。これを越境汚染と言います。大気汚染は国内被害で留まらないのです。

大気汚染のうち、酸性雨は森林の枯死、湖の酸性化による魚の死滅、歴史的建造物や石像の腐食をもたらします。森林の枯死では、ドイツ南西側の シュヴァルツバルト の被害が有名です。

酸性雨で枯れた木々

酸性雨で黒ずんだ鎌倉大仏

死んでいく魚

対策



オゾン層破壊


オゾン層の破壊

要因

スプレーの噴射剤、冷蔵庫、エアコンで使用される フロン が、オゾン層を破壊します。南極上空では オゾンホール の拡大が観測されています。

南極のオゾンホール

影響

有害な 紫外線 の量が増加し、皮膚ガンや白内障など健康被害に繋がります。

対策



地球温暖化

地球温暖化

要因

二酸化炭素・メタン・フロンなどの 温室効果 ガス

温室効果ガス

影響


高潮で冠水道路(マーシャル諸島)
「全国地球温暖化防止活動推進センターホームページより (http://www.jccca.org/)」

高潮で冠水道路(マーシャル諸島)
「全国地球温暖化防止活動推進センターホームページより (http://www.jccca.org/)」

対策



その他の環境問題に対する取り組み

1971年、 ラムサール (特に水鳥の生息地として国際的に重要な 湿地 に関する)条約採択

ラムサール条約のロゴ

クッチャロ湖の水鳥
1972年、第1回国連人間環境会議(開催地: ストックホルム 
 かけがえのない地球 (only one earth)」のスローガンのもとに開かれ、人間環境宣言を採択

1972年、国連環境計画(略称:UNEP、本部:ナイロビ)設立

1973年、 ワシントン (絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する)条約採択

ワシントン条約 附属書I掲載種の例
「政府広報オンラインより」
1989年、 バーゼル (有害廃棄物の越境移動及びその処分の規制に関する)条約採択

1992年、国連環境開発会議(別称:地球サミット、開催地: リオデジャネイロ
 持続可能な開発 」を理念にリオ宣言、気候変動枠組条約採択

2002年、環境開発サミット(開催地: ヨハネスバーグ 


日本の環境問題

公害

公害とは、経済的利益を追求した活動で生じる人の健康被害や自然環境の破壊を指します。

初の公害事件

 足尾 銅山鉱毒事件(場所: 栃木 県渡良瀬川中下流域)

1895年頃の足尾銅山

四大公害病

企業が利益を優先して環境への配慮を怠ったため、次のような公害が発生しました。

公害からの配慮見直し

1967年、公害対策基本法→1993年、 環境基本法 

これら法では、次の7つが「公害」として定義されています。

その他の問題

産業廃棄物の問題

産業廃棄物の処分が有料化したことで不法投棄問題が発生しました。

処分を減らし問題をなくすため、循環型社会の実現が目指されています。そのためのキーワードとなるのが3Rと総称される「Reduca(削減)・Reuse(再利用)・Recycle(再生利用)」です。

環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)の問題

工業製品、農薬、殺虫剤、プラスチック製品などに含まれる化学物質で、特に体内の正常な働きをするホルモンの働きを破壊し、例えば生殖器の異常などを引き起こすものを環境ホルモンと言います。

ダイオキシン汚染

ダイオキシンは、農薬の製造や塩化プラスチック系の物質の燃焼で発生する化合物です。発癌性などの毒性が高く、環境汚染による健康や生態系への被害が懸念されています。


環境保護の取り組み


ナショナルトラストの例(湖水地方)

ジオパークの例(箱根)