大陸の形成と世界の大地形

大陸の形成

地球の全表面積= 5.1 億㎢
陸地と海洋の面積比率= 3:7 
従って、「陸地の表面積=1.5億㎢」となります。
上図のように、陸地の表面積は北半球に多く広がります。しかし、かつての陸地はこの分布ではありませんでした。

約2億年前

1つの大陸: パンゲア 

約1.8億年前

北半球: ローラシア 
南半球: ゴンドワナ 
「超大陸(1つの大陸)→複数の大陸」と考えるのは、ウェゲナーが唱えた 大陸移動説 です。
今日、この説は プレートテクトニクス で理論的に証明されました。

プレートとは、次の図中で示された地球の一部です。
プレートは、幾重にも割れ、地球上に十数枚存在します。
プレートは下部の マントル 対流で移動します。そのため、プレート同士の境界には次の3つの種類があります。

広がる境界

陸上でプレートが両側へ広がる場合、境界部分に 地溝 が生じます。
(例)アフリカ大陸の アフリカ大地溝帯 
海洋上でプレートが両側へ広がる場合、境界部分に 海嶺 が生じます。
(例)大西洋の 大西洋中央海嶺 
 アイスランド は、大西洋中央海嶺上に位置し、マグマの影響で温泉を有する国家です。

狭まる境界

大陸上でプレート同士がぶつかり合う場合、境界部分に 褶曲山脈 が生じます。
(例) アルプス山脈、ヒマラヤ山脈など 
大陸と海洋の付近でプレート同士がぶつかり合う場合、海洋側のプレートは沈みこんでいく。境界部分には 海溝 が、マグマの噴出上には 弧状列島 が生じる。
(例)日本海溝、日本列島(弧状列島)

ずれる境界

プレート同士が互いにすれ違う場合がある。
(例)カリフォルニア州の サンアンドレアス断層 

世界の大地形

地球上の陸地は、46億年前に地球が誕生して以来、プレートの動きなどによる大規模な変動を受けてきた。
これら陸地は、どの時期を最後に大規模な変動を受けていないかで、次の3つに区分されます。

安定陸塊

長い年月、大規模な変動を受けていないため、侵食で平坦な土地が広がります。
資源としては、 鉄鉱石 が分布します。

古期造山帯

安定陸塊に比べると短いが、長い年月の侵食で起伏の緩やかな山地が広がります。
資源としては、 石炭 が分布します。
(例)スカンディナビア山脈、ペニン山脈、アパラチア山脈、グレートディヴァイディング山脈、テンシャン山脈
*テンシャン山脈はその後の断層活動により隆起し起伏大

新期造山帯

大規模な変動をうけてから年月が短く、起伏の大きい山地が広がります。
資源としては、 石油 が分布します。
(例)環太平洋造山帯、アルプス=ヒマラヤ造山帯
大規模な変動をうけた後、陸地は次の2つの力で様々な地形を形成します。