地誌―アメリカ

アメリカの農業

特徴

世界有数の食料輸出国(世界の食料倉庫)で、適地適作による農業の地域分化がはっきりしています。

地域分化された農業

企業的穀物農業

 100 °Wに沿う地域(グレートプレーンズブレーリー)で 小麦 を栽培します。

カンザスシティには冬小麦が集荷され、カナダのウィニペグでは春小麦が集荷されます。

企業的牧畜業

ロッキー山脈東麓の広大な放牧地で育てられた肉牛は、テキサス州などの フィードロット (肥育場)で大規模に肥育され出荷されます。

フィードロット(肥育場)

コーンベルト

比較的湿潤で肥沃な プレーリー土 が分布するため、トウモロコシや大豆などの飼料用作物を栽培します。

コットンベルト

年降水量500mm以上で、1年に200日以上の無霜日がある地域では、主力作物として 綿花 が栽培されます。

近年は大豆・とうもろこしなど多角経営化が進行しています

問題

等高線耕作などの伝統的な農業経営が失われつつあります。

また、センターピボットと呼ばれる大型農業機械を利用した灌漑で、塩害が生じてしまっています。

センターピボットの中心

センターピボットによる灌漑