地形
メキシコ以南の地域(中央アメリカおよび南アメリカ大陸)は、スペインやポルトガル語などラテン語派の国々に支配され、言語や文化、宗教などに影響を受けました。
このような背景から、中央アメリカおよび南アメリカ大陸はラテンアメリカと呼ばれています。
ラテンアメリカの地形
大地形
南アメリカ大陸西方の沖
ナスカプレートと南アメリカプレートによる狭まる境界
境界に並行して海底に海溝が分布
ナスカプレートと南アメリカプレート
中米~南米の太平洋岸
環太平洋造山帯に属する新期造山帯
西インド諸島
新期造山帯
南アメリカ大陸の東部
安定陸塊
鉄鉱石が産出
チリ南部
U字谷が沈水して海水が侵入したフィヨルド
河川
アマゾン川
世界で最も流域面積が広い河川です。
流域に熱帯雨林(セルバ)が広まりますが、近年の開発で減少しています。
アマゾン川の河口が赤道付近と押さえておくと、白地図での北半球・南半球の判断に役立つ
アマゾン川とセルバ
ラプラタ川
なだらかなブラジル高原から流出する河川です。
河口にエスチュアリーが発達しています。
ラプラタ川
ギアナ高地
ギアナ高地は、南アメリカ大陸の北東に位置し、垂直な崖で囲まれた標高約2000~3000mのテーブル状の山がそびえます。
ギアナ高地
*ロライマ山
西高東低
次の図の間の断面は、下図のようになります。
太平洋岸はアンデス山脈が走って標高が高く、東部はブラジル高原が広がって標高300~500mの低地の山地が入り組んでいます。
植生
各地の植生の名称
ラテンアメリカの草原
カンポ
セラード
気候
ラテンアメリカの気候
大陸別の気候区分の割合
南アメリカ大陸は、全大陸中で最も熱帯(A)の割合が大きい大陸です。