一問一答
- 各問の問題文をタップ(あるいはクリック)すれば、解答が表示されます。
-
- 慈円が著した歴史書の名称は何か。
- 著書…『愚管抄』
すべての物事には「そうなるべき」道理があるとして、慈円はその中でも歴史を貫く道理を探ろうとした。
-
- 貴族社会において、過ぎ去った時代への懐古・尊重から古典研究が盛んになった。儀礼・年中行事・官職などを研究する学問の名称は何か。
- 有職故実
-
- 藤原忠通の子で、貴族社会の推移を見つめるだめに歴史世を著した人物は誰か。
- 慈円
慈円は、天台座主(天台宗の長)であった。
-
- 鎌倉の外港として栄えた六浦に、文庫を設けた人物は誰か。
- 金沢(北条)実時
-
- 藤原定家らが編んだ勅撰和歌集の名称は何か。
- 『新古今和歌集』
-
- 平氏の興亡を題材とする軍記物語の名称は何か。
- 『平家物語』
-
- 平安末期の災厄を描き、人や社会の無常を嘆く鴨長明の随筆の名称は何か。
- 『方丈記』
『方丈記』には福原京遷都、養和の飢饉などが載る。
-
- 自然と自身の旅を詠んだ西行による歌集の名称は何か。
- 『山家集』
西行は藤原定家と交流あった。もと北面の武士で、出家して諸国を遍歴した。
-
- 3代将軍の源実朝による歌集の名称は何か。
- 『金槐和歌集』
源実朝は藤原定家に歌を学んだ。「金槐」の「金」は鎌倉、「槐」は実朝の官位が大臣であり、その中国名に由来する。
-
- 金沢(北条)実時が設けた文庫の名称は何か。
- 金沢文庫
現在の神奈川県に立地した。
-
- 14世紀の動乱期を深い洞察力で描く兼好法師の随筆の名称は何か。
- 『徒然草』
和漢混淆文の代表作である。
-
- 鎌倉時代末に成立した日本仏教の歴史世の名称は何か。
- 『元亨釈書』
著者は虎関師錬である。
-
- 琵琶を弾きながら、『平家物語』を語る音楽の名称は何か。
- 平曲
-
- 阿仏尼の紀行を含む日記の名称は何か。
- 『十六夜日記』
名称は旧暦10月16日から記録が始まることに由来する。16日の夜の異称は「十六夜」である。
-
- 専門歌人である藤原定家らに勅撰和歌集を編ませた上皇は誰か。
- 後鳥羽上皇
-
- 鎌倉時代末期に、鎌倉幕府が編纂した歴史書の名称は何か。
- 『吾妻鏡』
東は「あづま」と読まれ、当て字として「吾妻」が当てられた。東(鎌倉)の過去を映し出すもの(鏡)という意味である。
-
- 『平家物語』を各地で広めた担い手は誰か。
- 琵琶法師