スペイン
基礎データ
スペイン
| 人口(万人)(2020) | 4,675 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 51 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 92 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 30,390 |
|---|
| 民族 | ラテン系 |
|---|
| 公用語 | スペイン語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(カトリック) |
|---|
| 首都 | マドリード |
|---|
地形
スペインはイベリア半島の大部分を占め、フランスとは新期造山帯のピレネー山脈を自然的国境とします。
北西部には、リアス海岸の由来になった「リアスバハス(リアスバイシャス)」が位置します。
リアスバハス
農業
地中海沿岸:
地中海式農業(オリーブ・ブドウなど)
地中海性気候の乾燥に適したイベリコ豚の産地
イベリコ豚
鉱工業
バルセロナ:
自動車工業
低賃金で生産を伸ばしたが近年停滞
スペインの工業都市
自動車の生産
| 国名 | 千台(2019年) |
|---|
| 中国 | 25,751 |
| アメリカ | 10,893 |
| 日本 | 9,685 |
| ドイツ | 4,947 |
| インド | 4,524 |
| メキシコ | 4,013 |
| 韓国 | 3,951 |
| ブラジル | 2,945 |
| スペイン | 2,823 |
| フランス | 2,175 |
自動車の輸出
| 国名 | 千台(2017年) |
|---|
| フランス | 6,365 |
| 日本 | 4,706 |
| ドイツ | 4,589 |
| メキシコ | 3,254 |
| アメリカ | 2,839 |
| 韓国 | 2,530 |
| カナダ | 2,373 |
| スペイン | 2,318 |
| イギリス | 1,383 |
| 中国 | 891 |
民族問題
バスク独立運動
ピレネー山脈を挟んでスペインとフランスにまたがる地域には、独自の文化をもつバスク人が居住しています。
この地域はバスク地方と呼ばれ、20世紀後半、スペイン・フランス両国からの独立を要求める運動が盛んになりました。
現在、スペイン領内のバスク地方は、自治権を認められてバスク自治州となりましたが、独立をめぐる問題は残っています。
バスク地方とカタルーニャ自治州
カタルーニャ独立運動
スペイン北東部のカタルーニャは、スペインのなかにありながらも独自の伝統・習慣・言語をもつ地域です。
自治権を認められてカタルーニャ自治州となりましたが、近年、独立運動が盛んになりました。
貿易
スペイン 輸出品目(2020年、%)
| 自動車 | 15.4 |
| 機械類 | 12.5 |
| 医薬品 | 4.6 |
| 衣類 | 3.9 |
| 果実 | 3.5 |
スペイン 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 18.5 |
| 自動車 | 10.2 |
| 原油 | 5.5 |
| 医薬品 | 5.4 |
| 衣類 | 5.3 |
イタリア
基礎データ
イタリア
| 人口(万人)(2020) | 6,046 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 30 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 200 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 34,530 |
|---|
| 民族 | ラテン系 |
|---|
| 公用語 | イタリア語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(カトリック) |
|---|
| 首都 | ローマ |
|---|
地形
イタリア国内には火山が複数あります。
例えば、シチリア島にはヨーロッパ最大の火山であるエトナ火山、イタリア半島のナポリにはヴェスヴィオ火山があります。
エトナ火山
画像の奥に見える山
ポンペイとヴェスヴィオ火山
*ポンペイは噴火で埋没した古代都市
農業
南部・島嶼:
地中海式農業(オリーブ・ブドウなど)
ポー川
鉱工業
三角地帯(鉄の三角地帯):
トリノ[自動車]・ジェノヴァ[造船・石油化学]・ミラノ[機械・繊維]
南部:
ナポリ[自動車]・タラント[鉄鋼]
北部との経済格差を是正するため、企業誘致や製鉄所建設を推進
第3のイタリア:
ヴェネツィア・フィレンツェ・ボローニャ
熟練工の伝統技術を活かす労働指向型の工業
イタリアの工業都市
貿易
イタリア 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 24.7 |
| 医薬品 | 7.6 |
| 自動車 | 7.3 |
| 衣類 | 4.5 |
| 金属製品 | 3.7 |
イタリア 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 18.7 |
| 自動車 | 8.6 |
| 医薬品 | 7.3 |
| 原油 | 3.8 |
| 衣類 | 3.7 |
ノルウェー
基礎データ
ノルウェー
| 人口(万人)(2020) | 542 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 39 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 14 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 82,500 |
|---|
| 民族 | ゲルマン系 |
|---|
| 公用語 | ノルウェー語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(プロテスタント) |
|---|
| 首都 | オスロ |
|---|
地形
ノルウェーが位置するスカンディナビア半島では、古期造山帯のスカンディナヴィア山脈が半島を縦断します。
スカンディナヴィア山脈は、半島の中央ではなく急斜面をなして西岸近くを走り、自然的国境としてスウェーデン・ノルウェーを東西に分けます。
スカンディナヴィア山脈
ノルウェーはかつて著しい氷食を受けたため、各地に氷河地形が見られます。
特に急傾斜地が海まで迫るノルウェー西岸部には、U字谷が沈水して海水が奥まで入り込んだフィヨルドが続きます。
フィヨルド
*ソグネフィヨルド
気候
偏西風と暖流の北大西洋海流の影響で、スカンディナヴィア山脈の西側には西岸海洋性気候が分布します。
ヨーロッパのCfbの分布
漁業
ノルウェーは世界有数の漁業大国で、輸出のほとんどがサーモンです。
フィヨルドでは、山脈や氷河から安定した淡水の供給があるため、サーモンやマスの管理・養殖が盛んにおこなわれています。
ノルウェーサーモン
ノルウェーサーモンの養殖
水産物輸出
| 国名 | 百万ドル(2019年) |
|---|
| 中国 | 22,409 |
| ノルウェー | 11,980 |
| ベトナム | 8,867 |
| インド | 6,930 |
| チリ | 6,794 |
| タイ | 6,050 |
| アメリカ | 5,990 |
| オランダ | 5,620 |
発電
ノルウェーは、偏西風の影響で降水が多く、また、急傾斜地が広いため、水力発電が盛んです。
鉱工業
アルミニウム工業
安価な電力を利用し、アルミニウム工業が発達しています。
アルミニウムの生産
| 国名 | 万t(2020年) |
|---|
| 中国 | 3,708 |
| ロシア | 386 |
| インド | 347 |
| カナダ | 311 |
| アラブ首長国連邦 | 251 |
| オーストラリア | 159 |
| バーレーン | 155 |
| ノルウェー | 143 |
原油・天然ガス
北海油田に面するノルウェーでは、原油・天然ガスが産出します。
発電は水力発電で支えられているため、原油・天然ガスは主に輸出されます。
北海油田
貿易
ノルウェー 輸出品目(2020年、%)
| 原油 | 27.5 |
| 天然ガス | 14.7 |
| 魚介類 | 13.1 |
| 機械類 | 8.1 |
| 石油製品 | 4.5 |
ノルウェー 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 24.3 |
| 自動車 | 11.3 |
| 金属製品 | 4.6 |
| 衣類 | 3 |
| 医薬品 | 3 |
スウェーデン
基礎データ
スウェーデン
| 人口(万人)(2020) | 1,010 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 44 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 23 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 55,780 |
|---|
| 民族 | ゲルマン系 |
|---|
| 公用語 | スウェーデン語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(プロテスタント) |
|---|
| 首都 | ストックホルム |
|---|
気候
偏西風と暖流の北大西洋海流の影響は、スカンディナヴィア山脈で弱まり、山脈の東側には亜寒帯湿潤気候が分布します。
ヨーロッパのDfの分布
林業
スウェーデンやフィンランドは、かつて氷河に広く覆われてやせ地が広がります。
耕地率が低い反面、両国とも森林率が高くて林業が盛んです。
土地利用(2019年)
| 国名 | 耕地率(%) | 牧場・牧草地率(%) | 森林率(%) | 農民1人あたり耕地(ha) | 就農率(%) |
|---|
| スウェーデン | 6.2 | 1.1 | 68.7 | 30.3 | 1.7 |
| フィンランド | 7.4 | 0.1 | 73.7 | 23.2 | 3.8 |
人口
早くから少子化対策に取り組み、育児環境を整備しました。
合計特殊出生率(2020年)
| 国名 | 合計特殊出生率 |
|---|
| フランス | 1.8 |
| ドイツ | 1.5 |
| イタリア | 1.2 |
| オランダ | 1.6 |
| スペイン | 1.2 |
| スウェーデン | 1.7 |
| イギリス | 1.6 |
各国の高齢化
| 国名 | 高齢化社会・高齢社会の到達年数 | 出生率(‰) |
|---|
| 7% | 14% | 2019年 |
|---|
| フランス | 1864年 | 1979年 | 11.2 |
| スウェーデン | 1887年 | 1972年 | 11.1 |
| イタリア | 1927年 | 1988年 | 7 |
| ドイツ | 1932年 | 1972年 | 9.4 |
| 日本 | 1970年 | 1994年 | 7 |
鉱工業
北欧最大の工業国で、北部には鉄鉱石を産出するキルナ鉄山があります。
キルナ鉄山
鉄鉱石の生産
| 国名 | 百万t(2019年) |
|---|
| オーストラリア | 569 |
| ブラジル | 258 |
| 中国 | 219 |
| インド | 148 |
| ロシア | 64.3 |
| 南アフリカ共和国 | 41.2 |
| ウクライナ | 39.5 |
| カナダ | 35.2 |
| アメリカ | 29.8 |
| スウェーデン | 22.1 |
貿易
スウェーデン 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 24.7 |
| 自動車 | 12.9 |
| 医薬品 | 7.8 |
| 紙・同製品 | 5.6 |
| 鉄鋼 | 3.8 |
スウェーデン 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 26.1 |
| 自動車 | 10.5 |
| 原油 | 3.8 |
| 医薬品 | 3.7 |
| 魚介類 | 3.4 |
フィンランド
基礎データ
フィンランド
| 人口(万人)(2020) | 554 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 34 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 16 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 50,010 |
|---|
| 民族 | ウラル系 |
|---|
| 公用語 | フィンランド語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(プロテスタント) |
|---|
| 首都 | ヘルシンキ |
|---|
地形
かつて氷河に覆われたフィンランドには、氷河湖が多く存在しています。
森林面積も大きいため、「森と湖の国」と言われています。
フィンランドの氷河湖
水色部分が湖と海
フィンランドの森と湖
林業
スウェーデンやフィンランドは、かつて氷河に広く覆われてやせ地が広がります。
耕地率が低い反面、両国とも森林率が高くて林業が盛んです。
土地利用(2019年)
| 国名 | 耕地率(%) | 牧場・牧草地率(%) | 森林率(%) | 農民1人あたり耕地(ha) | 就農率(%) |
|---|
| スウェーデン | 6.2 | 1.1 | 68.7 | 30.3 | 1.7 |
| フィンランド | 7.4 | 0.1 | 73.7 | 23.2 | 3.8 |
衣食住
サウナ
フィンランドはサウナ発祥の地です。
針葉樹を利用した薪炭を燃料にします。
フィンランドのサウナ
言語
フィンランド語は、ウラル語族です。
なお、同じ北欧のノルウェー語・スウェーデン語は、インド=ヨーロッパ語族のゲルマン語派です。
民族
フィンランド含めスカンディナビア半島北部には、少数民族のサーミが居住し、トナカイの遊牧を営んでいます。
サーミ
貿易
フィンランド 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 24.2 |
| 紙・同製品 | 10 |
| 自動車 | 6.4 |
| 石油製品 | 6 |
| 鉄鋼 | 5.1 |
フィンランド 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 23.5 |
| 自動車 | 9 |
| 原油 | 5.1 |
| 医薬品 | 3.5 |
| 石油製品 | 3 |
アイスランド
基礎データ
アイスランド
地形
アイスランドは、北アメリカプレートとユーラシアプレートの広がる境界に位置します。
そのためアイスランドでは、火山や温泉、ギャオと呼ばれる大地の裂け目が見られます。
アイスランドの地形
温泉と地熱の蒸気(アイスランド)
ギャオ
発電
水力発電とともに、地熱発電が中心です。
貿易
アイスランド 輸出品目(2020年、%)
| 魚介類 | 44.3 |
| アルミニウム | 35 |
| 機械類 | 3.5 |
| 鉄鋼 | 2.7 |
| 飼料 | 2.4 |
アイスランド 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 22.5 |
| 自動車 | 9.2 |
| アルミナ | 8 |
| 石油製品 | 5.9 |
| 医薬品 | 3.4 |
ポーランド
基礎データ
ポーランド
| 人口(万人)(2020) | 3,785 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 31 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 121 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 15,350 |
|---|
| 民族 | スラブ系 |
|---|
| 公用語 | ポーランド語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(カトリック) |
|---|
| 首都 | ワルシャワ |
|---|
農業
じゃがいも・ライ麦の栽培、豚の飼育が盛んです。
鉱工業
ポーランドとチェコにまたがるシロンスク地方(シレジア)では、石炭が産出します。
シロンスク地方が、ポーランドの経済・工業を支えています。
シロンスク地方
発電
宗教
インド=ヨーロッパ語族の語派(ラテン語派・ゲルマン語派・スラブ語派)とキリスト教の教派は、ある程度一致します。
ただし、一部には不一致もみられ、スラブ系のポーランドでは、キリスト教のカトリックが多く信仰されています。
貿易
ポーランド 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 24.9 |
| 自動車 | 9.7 |
| 家具 | 5.1 |
| 金属製品 | 5 |
| 衣類 | 3.5 |
ポーランド 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 27 |
| 自動車 | 8.1 |
| 衣類 | 4.3 |
| プラスチック類 | 4.2 |
| 鉄鋼 | 4.1 |
チェコ
基礎データ
チェコ
| 人口(万人)(2020) | 1,071 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 8 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 136 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 21,940 |
|---|
| 民族 | スラブ系 |
|---|
| 公用語 | チェコ語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(カトリック) |
|---|
| 首都 | プラハ |
|---|
鉱工業
ポーランドとチェコにまたがるシロンスク地方(シレジア)では、石炭が産出します。
シロンスク地方
貿易
チェコ 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 38 |
| 自動車 | 20.3 |
| 金属製品 | 4.7 |
| 鉄鋼 | 2.3 |
| 精密機械 | 2.2 |
チェコ 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 37.6 |
| 自動車 | 10.2 |
| 鉄鋼 | 4 |
| 金属製品 | 4 |
| 医薬品 | 3.1 |
ハンガリー
基礎データ
ハンガリー
| 人口(万人)(2020) | 966 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 9 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 104 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 16,500 |
|---|
| 民族 | ウラル系 |
|---|
| 公用語 | ハンガリー語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(カトリック) |
|---|
| 首都 | ブダペスト |
|---|
言語
ハンガリー語は、ウラル語族です。
貿易
ハンガリー 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 40.3 |
| 自動車 | 16.4 |
| 医薬品 | 5.9 |
| 精密機械 | 2.9 |
| 金属製品 | 2.2 |
ハンガリー 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 38 |
| 自動車 | 9.4 |
| 原油 | 5.5 |
| 金属製品 | 3.4 |
| 精密機械 | 3.2 |
ルーマニア
基礎データ
ルーマニア
| 人口(万人)(2020) | 1,924 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 24 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 81 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 12,630 |
|---|
| 民族 | ラテン系 |
|---|
| 公用語 | ルーマニア語 |
|---|
| 主な宗教 | キリスト教(東方正教) |
|---|
| 首都 | ブカレスト |
|---|
言語
ローマ帝国時代、多くのローマ人がルーマニアの地に移住しました。
ルーマニア語にはラテン語の影響が残るため、ラテン語派に分類されます。
貿易
ルーマニア 輸出品目(2020年、%)
| 機械類 | 30 |
| 自動車 | 17.1 |
| 精密機械 | 3.6 |
| 家具 | 3.3 |
| 鉄鋼 | 3.2 |
ルーマニア 輸入品目(2020年、%)
| 機械類 | 28.1 |
| 自動車 | 8.7 |
| 医薬品 | 4.7 |
| 金属製品 | 4.2 |
| 鉄鋼 | 3.8 |
その他諸国
オーストリア
オーストリア
| 人口(万人)(2020) | 901 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 8 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 107 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 51,460 |
|---|
| 首都 | ウィーン |
|---|
歴史
かつての神聖ローマ帝国・オーストリア帝国・オーストリア=ハンガリー帝国の国土は、現在のオーストリアの国土よりもはるかに広く、その首都であったウィーンにはヨーロッパの政治・文化の中心地として栄えてきました。
ウィーンには才能ある作曲家・演奏家が集まったため、「音楽の都」としても知られています。
オーストリア=ハンガリー帝国
1867~1918年、オーストリアがハンガリーとつくった国家連合
スロベニア
スロベニア
| 人口(万人)(2020) | 208 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 2 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 104 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 25,940 |
|---|
| 首都 | リュブリャナ |
|---|
地形
スロベニア北西部のカルスト地方には、石灰岩の溶食で形成された地形が広がります。
石灰岩の溶食で形成された地形はカルスト地形と呼ばれ、カルスト地方に由来します。
セルビア
セルビア
| 人口(万人)(2020) | 695 |
|---|
| 面積(万㎢)(2019年) | 8 |
|---|
| 人口密度(人/k㎡) | 90 |
|---|
| 1あたりGNI(ドル)(2019年) | 7,030 |
|---|
| 首都 | ベオグラード |
|---|
旧ユーゴスラビア連邦
かつてセルビア含む6の共和国で、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国が構成されていました。
1990年代、連邦の中心であったセルビアは、連邦構成国の分離独立戦争に介入し、国際社会から経済制裁を受けました。
そのため政情不安が続き、経済発展が停滞しました。
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
コソボ
セルビア南部のコソボ自治州のアルバニア人には、イスラームの信者が多くいます。
2008年、コソボ自治州は分離独立を宣言しました。
現在、日本を含めた多くの国々がコソボを国家として承認していますが、セルビアやロシアは反対し、国連に加盟できていません。
旧ユーゴの宗教分布