地誌―中国

表記について

中国の農業

特徴

1949年、中華人民共和国が成立し、1950年代に 人民公社 制度を拡大しました。
この制度は、村を1つの会社と見立て、その構成員である村人を集団労働(農作業など)に従事させます。
村内に共同食堂があり、皆そこで食事をとります。
このように社会主義を追求しましたが、労働量にかかわらず収入が同じため、人々の労働意欲は次第に低下し、農業生産は停滞しました。
そこで、1970年代末から人民公社を解体、 生産責任制 を導入して個人による生産・販売を認めました。
結果、農業生産が増加し、「万元戸」と呼ばれる富裕農家が出現しました。

降水量と伝統的地域

中国の年降水量 1000 ㎜の地域は、ちょうど チンリン (秦嶺)山脈と ホワイ 川(淮河)を結んだ線とほぼ重なります。
厳密には山脈と川を結ぶ線は下図の線よりやや北側
上図の線よりも北側で年降水量が1000㎜未満になる地域は、中国では華北・東北と呼ばれています。
また、線よりも南側で年降水量が1000㎜以上になる地域は、華中・華南と呼ばれています。

畑作

華北( 黄河 流域)
小麦・綿花
東北
トウモロコシ・大豆
黄河流域には肥沃な 黄土 が分布復習

小麦

小麦は、主に年降水量500~750㎜程度の半乾燥の温帯・冷帯で栽培されます。
そのため中国では、年間降水量 1000 mmの線(≒チンリン山脈とホワイ川を結ぶ線)の北側が小麦地帯となっています

稲作

華中( 長江 流域)
華南(チュー川流域)
米(二期作)

香港

労働

かつての宗主国として、1997年の返還以前には労働者総数に占める管理職・専門職の割合はイギリス国籍の者が多くいました。
近年は減少傾向にあります。